みなさんこんにちは。ホワイトニング、してますか?
最近では「ホームホワイトニング」も流行っていますが、今回は歯医者で行うホワイトニング、オフィスホワイトニングをする歯医者さんの選び方、をご紹介します。
今回は医療機関が行う「オフィスホワイトニング」について解説いたします。
医療機関でないタイプのホワイトニングサロンは原理的に「歯を内側から白くする」効果はほぼ有りませんので、当サイトではお勧めいたしません。
ホワイトニングは歯医者によって違う?
はい。明らかに歯医者によって異なります。使用する薬剤や機材が同じだとしても、歯医者によって中身が大きく変わります。大きく分けて、次のような要素で結果や満足度が異なってくるでしょう。
それでは、1つずつ解説していきます。
価格
ホワイトニングは「医療行為」ですが、「保険診療」ではありません。
全国どこでも、均等なサービスを行う必要はないのです。
ホワイトニングは歯医者さんが自由に価格を決定できる「自由診療」にあたります。
実際に、お住まいの地域周辺の歯医者さんのホワイトニング価格を調べてみれば実感が湧くでしょう。
おそらく、2〜3倍、またはそれ以上、価格が開いていると思います。
2024年5月、渋谷駅周辺のホワイトニングを調べてみると、2万円以下であれば安い方、高いところだと5万円以上の所もあります。
当然、内容も違えば、歯医者さんの利益率も違います。
それではホワイトニングの価格とクオリティは、どこで差がつくのでしょうか。
チェックポイント1 : 使用する薬剤・機器・照射回数
歯医者で行うオフィスホワイトニングでは、薬剤を塗布した後、光を当てて化学反応をおこす事で歯が白くします。この照射回数は歯医者さんによって異なります。当然、照射回数が多いと、薬剤を塗布する回数が変わるので、薬剤の量が変わり、歯科衛生士さんが施術する時間も変わります。
2回以上、照射されていればある程度白さを実感できるでしょう。
早く終わって安いからパフォーマンスが良いとは言えないのです。
ホワイトニングに使う薬剤も医院によって異なるので、注意が必要です。
ホワイトニング成分が12%の薬剤を使用している医院もあれば、40%の薬剤を利用している医院もあります。
やすい薬剤で沢山照射しなければいけない場合、高濃度のホワイトニング剤を利用している医院より、結果的に総額が高額になってしまう事があります。
チェックポイント2 : 医院の方針
医院の方針はホワイトニングの満足度に大きく関わります。よくあるトラブルは「ホワイトニングをやっていたらとても沁みた」という話。
ホワイトニング剤は歯にとって刺激物なので、虫歯だったり、歯が弱い人は神経まで刺激が伝わってしまう事が多々あります。
事前に診断を行えば、避けることが出来ますし、沁みても「苦痛ではない」範囲なら患者さんに説明をした上でホワイトニングをしても良いでしょう。
しかし、あまり患者さんの事を考えていない医院に当たってしまうと、そのまま施術されてしまう事もあるようです。
口コミなどで、ホワイトニングの評判が良い歯医者さんを選択する事をお勧めします。
チェックポイント 3: 歯科衛生士さんのスキル
ホワイトニング剤は刺激物です。歯に塗る時にはみ出てしまうと、歯茎に当たってしまい、それなりに刺激があります。
また、均等に塗る事ができないと、ホワイトニング後、均等に白くならない事もあります。
*均等に塗っても個人差によってしっかり白くならない事もありますので、「均等に白くならない」からといって歯科衛生士さんのせいとは限りません
また、ホワイトニングを行う前には簡易的なクリーニングを行います。このクリーニングが上手に出来る衛生士さんでないと、ホワイトニングが均等に浸透しない事があります。
チェックポイント4 : ホワイトニングの患者さんが多いか
ホワイトニングの患者さんが多いと、2つのメリットがあります。1つは、衛生士さんのスキルが上がる事。何度も施術を行なっていれば、正確、均等に薬剤を濡れるようになってきます。2つめは、薬剤の使用期限。ホワイトニングの薬剤は長期保存に向かず、使用期限があります。使用期限が切れた薬剤を使う医院は無いと思いますが、新しい物の方が変質が進んでいないと考えて良いでしょう。
チェックポイント5 : ホワイトニングを行う範囲
全ての歯をホワイトニングしようとする歯医者さんもいれば、見える箇所だけホワイトニングを行う歯医者さんもあります。ほとんどの場合、笑った時に見える所だけホワイトニングをします。
ホワイトニングする歯医者さんの選びの基準
上記のことから、このような基準で選んではいかがでしょうか。
- 施術の目安が1時間程度
- クリーニングの時間や、照射の時間をしっかり取っていればこれくらいの時間になります。
- 口コミ
- 「しみる説明がなかった」「あまり白くならなかったが説明がなかった」「まだらなるリスクが説明されなかった」などのコメントが無いか確認しましょう。
- Webサイトでホワイトニングの内容をしっかり説明している
- 特に所要時間と工程を確認しましょう。歯医者さんによっては混み具合で時短してしまうケースもあります。
*もともと歯が白い、クリーニングの必要が無いほど歯が綺麗、といった場合は短くなる事も有ります。
- 価格
- 目の見える範囲で通常レベルの白さを求めるのならば、2万円以下が相場と言えるでしょう。
皆さんも良い歯医者さんを見つけて、健康的な白い歯を目指してみてくださいね。