ひとくちにホワイトニングと言っても、色々な種類と仕組みがあります。
現在日本で行われている「ホワイトニング」と言われる行為は大きく分けて3つ。それぞれ順番に説明していきましょう。
- オフィスホワイトニング(歯医者さんで行うもの)
- ホームホワイトニング(歯医者さんで販売しているもの)
- ホワイトニングサロン(歯医者さんではない)のホワイトニング
- まとめ
オフィスホワイトニング
歯医者さんで行うホワイトニングです。歯科医師の指導・監督のもと、歯科衛生士さんが施術してくれるパターンが多いでしょう。
ホワイトニング剤は、取り扱いを誤ると歯や歯茎にダメージを与える恐れがあるため、医療機関でしか扱えません。
歯医者さんで行うホワイトニングは化学反応内側から白くするため、効果を実感しやすいと言えるでしょう。
また、ホームホワイトニングと比較して薬剤の濃度が濃い事が多いです。
効果を実感しやすいオフィスホワイトニングですが、通常の治療とは異なり保険が使えない自由診療となります。
したがって、使用する薬剤の濃度や、ホワイトニング回数、価格までもが医院によって大きく異なります。
「歯医者によって違う?ホワイトニングする歯医者の選び方」では、ホワイトニングを行う歯医者さんの選び方を解説していますので、ぜひこちらもお読みください。
ホームホワイトニング
歯医者さんで販売しているホームホワイトニングの事を指します。歯医者さんで検診を行った後、はじめて購入する事ができます。
オフィスホワイトニングを行った後、より白さを持続させたい場合に使われる事が多いです。以前まではホワイトニングジェルを保持するためのマウスピース制作が必要で、これにお金が掛かっていたのですが、最近では使い捨てマウスピースが付属した「オパールエッセンスGo」などの製品も出てきて手軽に試す事が出来るようになりました。
日本で流通しているものは週に数回行う必要があるため、手間と感じる人にはオフィスホワイトニングをお勧めいたします。
個人輸入などで安く、海外から購入する事もできますが、全くお勧めできません。上で説明したように、ホワイトニング剤は使い方を謝ると歯茎・歯にダメージを与える事があります。必ず歯科医師の指導のもと、取り扱う事をお勧めいたします。また、ホワイトニング剤に限らず、個人輸入は偽物や、日本国内で許可されていない成分濃度である場合がある事、使用期限が切れ掛かっている物が届く事、などトラブルにあう話も散見されます。
美容のための製品と思われていますが、立派な薬剤です。必ず歯医者さんで購入しましょう。
オフィスホワイトニングと同様、こちらも自由診療となります。
同一商品であっても、医院によって価格が2倍以上異なる事は珍しくありません。
商品名・ホワイトニングキットのセット数・価格をしっかり確認して購入しましょう。
「自分で行う」ホワイトニングサロン
歯科医不在でサービスを提供しているホワイトニングサロンです。お店に行って「自分で行う」のが特徴です。歯医者さんレベルの薬剤を使う事はできず、ただ自分でクリーニングをしているだけと言って良いでしょう。
最近ではオフィスホワイトニング・ホームホワイトニングともに価格が下がってきているので、まったくお勧めできません。
まとめ
いちばんお勧めできるのは、やはりオフィスホワイトニングです。歯医者さんで1時間程度施術する必要があるので、時間が無い人にとっては少し面倒かもしれませんが、使用できる薬剤の濃度が異なります。
いちどオフィスホワイトニングを行なって、白さを持続したい人はホームホワイトニングが良いでしょう。また、都市部にお住まいではなく、ホワイトニングを行っている歯医者さんが近所に無い場合、オンライン診療でのホワイトニング販売を行っている医院も有るようです。