「にんにくを食べてしまった!けど何も対策をしていない!」
そんな方々のために、今回は、にんにくを食べた後でもできる、口臭対策をご紹介いたします。
にんにくの臭いの原因は?
にんにくの臭いの原因となっているのは「アリシン」という成分です。にんにくにはアリインという物質が含まれており、アリイン自体に臭いはありませんが、刻んだりすりおろしたりすると、アリナーゼという酵素と結びつき、アリシンという成分に変化します。
そのアリシンが体内で更に分解されてにんにく臭である「アリルメルカプタン」という成分が生まれ、悩める口臭に発展してしまうのです。
食後のにんにくの臭いのケア
- 食後対策その1:リンゴを食べる
- リンゴに含まれるポリフェノールとカテキン(エピカテキン)の働きにより、食後に残るにんにくの臭いを和らげてくれます。
両成分とも、果肉より皮に多く含まれているので、皮付きで食べるのがオススメです。 - 食後対策その2:チョコレートを食べる
- りんごにも含まれているポリフェノールはチョコレートに含まれており、チョコレートを食べることで口と体の中に残ったにんにく臭を抑えてくれます。
気軽に購入してすぐに食べることのできるチョコレートですが、食後に食べれば嫌な臭いが気になりにくくなります。 - 食後対策その3:ウーロン茶を飲む
- にんにくに含まれるアリシンが体の中に取り込まれ分解されると「アリルメチルスルフィド」という物質に変化します。
その「アリルメチルスルフィド」が、あの強い口臭を生み出してしまうんです。
食後にウーロン茶を飲むと、この成分を取り除いてくれると言われています。
口臭ケアはコンビニやスーパーで買えるものでも対処可能です。
また、念入りに歯みがきをして口の中に残ったアリシンを取り除くことでも効果があります。
舌の表面に張り付いた極小の食べかすは見逃しやすいポイントですので、歯と一緒に舌も磨くのがおすすめです。
もし、にんにくを食べていないにも関わらず、口臭が気になるという方はむし歯や他の原因があるかもしれません。
お近くの歯医者さんで検診をしてもらいましょう。
自由診療にはなりますが、最近では口臭を測定する機械を置いている歯医者さんも増えてきましたので、お近くの歯医者さんを探してみても良いかもしれませんね。